雨の日には車をみがいて

Noriさんのブログに出てきたので、五木寛之著『雨の日には車をみがいて』を読む。
タイトルがよかったので拝読した。一人の主人公が次々に車を換え、それと共に彼女も換えていく。バブル時代に執筆され、更に高度成長期の青年の恋愛を描いているからかとても都会的で洒落ている。主人公の青年が最も興味をもち愛する対象は車であり、また同じく異性なのだと言える。そのところが実に解り易く、自然に描かれている。

私は、車の知識は皆無に等しい。でも、ある男の人を知りたければ、その男の所持している車を見ればわかると思っている。例えば、アウトドア派の男なら、バンやワゴン、四駆に乗るだろうし、車好きなら、走ることに重きをもつスポーツカー。ちょっとこだわりがあり、洒落た人なら、外車。国産の高級車を御父さんから譲りうけたなら、ちゃんとした家庭に育ったのだろう・・・・とか

「ソレックス・キャブの付いたツインカム・エンジンは、こちらのつま先の動きにまったく忠実に反応した。
ウォーム・アンド・ローラー式の軽いスティアリングが、コーナーの狙った場所へぴたりとノーズを運んでいく・・・・・」車に関して書かれてることは、ちんぷんかんです。小説に出てくる車は車好きでなくても男子なら、みんな眼を輝かせるような車たちだ。

個性的な女性が出てくる中、たそがれ色のシムカの彼女が魅力的だった。
ケチな成金男に言い放つ
「よくいるわよね。ほら、自慢の車を洗車したあとに雨に降られると舌打ちしたりするようないやな男が。
ああいうのは絶対に女に嫌われるタイプよ。車は雨の日にこそみがくんだわ。ぴかぴかにみがいたボディに雨の滴が玉になって走るのって、すごくセクシーだと思わない?雨の日に車をみがくのをいやがる男なんて最低ね」

解説は、車評論家がしている。
あらためて、五木さんのクルマ好きぶりがホンモノであることが解ってうれしくなる。日頃自動車専門誌ばかり読んでいる人達にも読ませたいと思う。五木さんの手にかかるとクルマが生きているようで楽しく、いとおしくなる。

ちなみに、私がセンスがよいと思う車は、フォルクスワーゲンゴルフなので、それに乗ってる男はちょっと興味あり。
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Commented by UENO at 2011-09-22 23:27 x
車種は好みが出るので一概には言えませんが、車に対する扱いは女性に対する扱いに比例している気がします。
僕の周りでは、いつも車が汚れていて放ったらかしの人は女性に対する気配りが少なく、
きちんと洗車している人は女性にもきちんと対応していると思います。
ただし、僕みたいに変質的に綺麗にしないと気が済まない人は女性にもうるさいので要注意です(笑)
Commented by mizunoawa921 at 2011-09-23 03:07
UENOさん
>きちんと洗車している人は女性にもきちんと対応していると思います。 そうですか~洗車してるかどうかまで気にしてなかったのですが、そうかもしれませんね~ 潔癖症かどうか・・・を見分けるのも重要ですね(笑)
Commented by ハラダ at 2011-09-23 13:19 x
そういえば僕とマルちゃん車に対する扱いは全く違いますが・・・どうなんでしょ(^^)
Commented by mizunoawa921 at 2011-09-23 18:02
ハラダ君
綺麗好きのお二人ですが、車はいかに?
以外とマルちゃん運転慎重かも・・・w 二人の所持してる車を今度拝見しよう~
by mizunoawa921 | 2011-09-20 22:21 | 雑記 | Comments(4)