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My Foolish Heart

クライミングネットのあるコーナーについて

知り合いのブログ カゼノイロソラノオト  でクライミングネットのあるコーナーについて意見を述べている。上手いこというな~と痛快で感心させられた。時代も変わったなぁ~

以下、知り合いのブログから~

「山と溪谷社のクライミング・ボルダリング総合サイト CLIMBING-net(クライミングネット)」(http://www.climbing-net.com/)のことだ。
クライミングネットの中に、「ジムで出会ったステキ女子」というコーナーがある。
これは「最低、最悪」としかいいようがない。「馬鹿丸出し」といってもいいが。

このコーナーを企画した人、また、それを承認した上司はなにを考えているのだろうか?本当にメディアに関わる人間なのか? その資質を疑わざるを得ない。

簡単に言えば、クライマーには、男性も女性もいる。その中で、なぜ女性だけが「ステキ女子」などというキモチの悪い「評価」をされなければならないのか?
なぜこれがキモチ悪いかといえば、「セックスの対象」としての視線があからさまだからであり、女性に対してのみ、そういう視線があからさまに向けられているからである。これを「セクハラ」という。

ちがう、というなら、「ステキ」とはなんですか? なぜ女性だけが「ステキ」という評価でピックアップされるのですか?

これが例えば、「ジムで出会ったツヨツヨクライマー」なら、わかる。クライミングが競技(スポーツ)であることを前提とするなら、クライマーの評価をクライミングの強さですることは、当然であるからだ。そして、そこには男も女もない。強いクライマーと弱いクライマーがいるだけだ。

ただ、「ツヨツヨクライマーを採り上げるのでは、サイトの企画として当たり前すぎてつまらないでしょう。もっと違った視点から、お客を紹介しましょうよ」と考えたのかもしれない。(まずその「当たり前」のことを、しっかりやってほしいが)。
メディア商売とは、情報の差異化を飯のタネにしている商売なのだから、そういうこと(勘違い)があるのはやむを得ない。

その一つとして「ステキ」な(セックスアピールのある)クライマーを紹介しようというのは、まあ、あるかもしれない(かなり頭の悪い企画という感じはするが)。
繰り返すが、なぜそれが「女子」(しかも女性ではなく、女子?)だけなのかということだ。

(3)
セクハラ、ということをとりえあず別にしたとしても、この記事から感じられるのは、クライミングネット編集部が、2つの意味で、クライマーを馬鹿にしているということだ。

1つは、女はしょせん(「強さ」といったクライマーとしての評価ではなく)、見た目でステキと言ってやれば喜ぶんだろ、という、女性クライマーを馬鹿にした視線。

もう1つは、こういう「ステキ女子」を載せておけば、男は喜ぶだろ、という男性クライマーを馬鹿にした視線。

こういう視線が根底に感じられるので、このコーナーが非常に「気持ち悪い」のだ。

(4)
結局、問われているのは、クライミングネットの(ひいては山と渓谷社の)メディアとしての姿勢というか、質ということになる。

つまり、あなたたちは、一応は、クライミング専門のメディアなのではないですか? 専門メディアとしての矜持はないのですか? こんな馬鹿企画載せて恥ずかしくないのですか?ということだ。
メディアとして力を入れるところを、完全に間違えているとしか思えない。

たとえば、『Climbing Magazine』や『Rock & Ice』に、こんな記事が載ることが想像できますか?
『陸上競技』という雑誌、あるいはもっと、広い読者層である『ナンバー』でもいいけど、そういうスポーツ専門誌に「ステキ女子」などという企画が載るなんて、考えられないでしょう?

専門誌(メディア)は、専門的な内容の記事の質によって、勝負すべきではないのか?セックスアピール記事を載せておけば喜ぶだろうなど、読者(クライマー)を馬鹿にするにもほどがある。

一般の週刊誌、たとえば「SPA!」で、「クライミングジムで出会ったステキ女子」という企画があったとしたら、こんなに気になることはない。そもそもが、エログロ週刊誌なのだから、違和感もない。

でも、クライミングネットは、一応、クライミングの専門メディアでしょう?しかも、日本では他にない。
その専門メディアに、クライミングそのものとはまったく関係のない、馬鹿なセクハラ記事が載るということは、大げさに言えば、日本のクライミング社会全体に対する冒涜であり、犯罪行為であるとすら感じてしまう。

クライミングをやらない人間から、「クライマーの知的、精神的レベルって、こんなに低いの」と思われることが、なんとも悔しい。

(5)
ちなみに、このコーナーは、けっこう頻繁に更新されている。頻繁に更新して記事にされるといういことは、人気が高い(アクセス数が多い)のかもしれない。

アクセス数が多ければなんでもいいなら、いっそ「ステキ女子クライマーおっぱい見せてください」とか「ステキ女子クライマー処女当てクイズ」とかの企画でもやればいいのに。
きっと、アクセス数は何倍にも伸びますよ。
どうせ実質的にはそんなに変わらないのだから。
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by mizunoawa921 | 2014-06-28 14:06 | 雑記 | Comments(0)
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