探検家36歳の憂鬱

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角幡雄介著『探検家36歳の憂鬱』を読む。探検家のエッセイ。早稲田大学時代から、冒険家になった経緯、自分の半生を描いたエッセイ。登山中、雪崩で死にかけたエピソードが出てきて、不帰・・・・冬行ったわ!!と懐かしく思う。富士登山ブームからの観察からの、現代人の心の病から冒険論へと語られるのは、解かりやすく面白かった。著者をよく知る、クライマーが著者の他のエッセイを読み、言語化された冒険論、と評し、少しヌルイ文章をユーモラスに批評していた。 先人の確固たる持論を述べた冒険論やエッセイより、読み易く、理解しやすいのは、本のタイトルにあるように「憂鬱」と言った、生き方にも逡巡しながら、謙虚に生きる、現代の青年の姿が窺えるからか。解かりやすい文章から、新聞記者だったことも納得させられる。
 名前から、おっちゃんか?と思ったが、写真を観たら、イケメンでモテナイ冒険野郎を自虐的に書いているが、今は結婚もされているようだ。今度は、受賞作のノンフィクションを読もう。
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by mizunoawa921 | 2015-06-12 01:50 | 雑記 | Comments(0)