千日の瑠璃

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 クラックス大阪で倉上慶太さんのスライドショーがあったので行って来ました。100人を超えるクライマーが参加しました。瑞牆のボルダー要素の強い困難なルートを超ランナウト(10メートル、20メートル)でしかもトラッドで登るスタイルで初登された千日の瑠璃というルートを主に講演された。
 開拓の様子やランナウトで高グレードに挑む激しすぎる冒険の様子など、実際に使ったカムなどを観せてくれながらの楽しい講演だった。影響を受けたのは、黒本の製作者の室井トキオ氏。倉上君も黒本の課題は全課題を登っているというemoticon-0104-surprised.gifemoticon-0104-surprised.gif ノーマットスタイルが主体だが、下地の悪いボルダーエリアはではケースバイケースだという。
 フリークライマーらしく華奢で朴訥として謙虚なイメージから、その情熱はどこから湧いてくるのかと思ってしまう。トークショーの後の親睦会でスポートの仲間が段が出てきて13、しかもトラッドでは在り得ずもっと高グレードになるはずだ、との問いにプロテクションを設置する作業はそう難しくなくあと難しさはボルダーの箇所のみ、そして他の瑞牆のグレーディングに相当していると丁寧に教えてくれた。私のワークはどのようにして・・・・との質問にも答えてくれた。
 今日は知り合いのクライマーに会えた。みんな其々にクライミングに情熱を捧げている人たちばかりだ。完登して泣いたことがあるのは、この千日の瑠璃だけだったという。泣いたことが・・・・私にもある。このトークショーを聞いてみんな何か自分のクライミングに反映しようと思う人があると思う。倉上君のノーマットスタイル、クライミングの拘りや倫理感、スタイルとは程遠い私は、何一つ真似ることはできない。岩をクライミングという文化財に変化させてくれた開拓者への感謝を共有するくらいだ。ただ、私はまた泣けるくらいのクライミングをした頃の情熱を思い出した。
 
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by mizunoawa921 | 2016-02-21 02:17 | 雑記 | Comments(0)